この記事では、札幌から1時間で行けるドライブスポットを小樽・定山渓・支笏湖・美唄・由仁町を中心に紹介します。夜景が綺麗な港町や源泉かけ流しの温泉、雄大な自然が織りなす絶景やグルメ等の人気スポットから、人がほとんどいない穴場スポットまで、様々なスポットがあります。ドライブ計画を立てる際に必要な、実際のルートや休憩を含めた所要時間なども載せているので旅行計画の参考にしてみてください!札幌から1時間のおすすめ絶景スポット豊平峡ダム(定山渓)札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半豊平峡ダムは札幌の中心街から車で1時間強の好アクセスの場所にある観光用に整備されたダムです。見どころは何と言ってもダムの上から見える景色で、山と湖が織りなす自然を満喫できます。また、ダムを上から見下ろせる展望台もあり、そこから見られる豊平峡ダムの放流の迫力は圧巻です。季節によって変わる景色も見どころのひとつで、周りの木々が黄色く染まる紅葉シーズンはもちろんのこと、緑が広がる夏場の景色も綺麗です。豊平峡ダムの見どころや周辺の観光、車でのアクセスはこちらポロピナイ展望台(支笏湖)札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):40分ポロピナイ(幌美内)は支笏湖の北側のエリアで、湖畔にはポロピナイ園地があります。ポロピナイ園地から少し坂を登った高台にポロピナイ展望台があり、湖畔から見る景色とはまた違った支笏湖の景色を見ることができます。ポロピナイ展望台は坂道の途中にある駐車スペースのようになっており、10~20台程停められる広さになっています。ポロピナイ展望台の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちら札幌から1時間のおすすめ穴場スポット祝津パノラマ展望台(小樽)札幌からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半祝津は小樽の市街地から車で10分程の岬です。小樽は人気の観光地なので人が多いですが、祝津の方に行くと人の数も減るので穴場と言える場所です。標高70メートル程の高さにある祝津パノラマ展望台からは日本海を一望でき、近くにある青塚食堂では定番メニューの海鮮丼や目の前で焼いてくれる貝の焼き物といった小樽の海の幸を堪能できます。絶景と海鮮を楽しめる穴場スポットと言えるでしょう。祝津パノラマ展望台の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちら札幌から1時間のおすすめグルメスポット青塚食堂(小樽)札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半青塚食堂は、小樽の市街地から車で10分程離れた高島岬にある飲食店です。このあたりは祝津という漁業が盛んなエリアで、青塚食堂では新鮮な海鮮料理を食べることができます。海鮮丼などの小樽の定番メニューももちろんありますが、貝類の焼き物が特に美味しいです。私が行った時はホッキやほたてが旬で、店員さんから勧められました。店員さんに旬の食材を聞いてみることをおすすめします!祝津には青塚食堂のほかに、標高70メートル程の丘の上から日本海を見下ろせる祝津パノラマ展望台や、おたる水族館などの観光スポットがあります。海鮮グルメや絶景スポット、アミューズメント施設まで揃っている穴場と言えるスポットです。青塚食堂の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちらシロクマ食堂(小樽)札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半シロクマ食堂は小樽にある海鮮と牛肉の両方を楽しめる洋食屋です。メニューは豊富で、特におすすめなのは「カニみそクリームスパゲティ」と「牛トロフレーク丼」。カニみそクリームスパゲティはカニみそと濃厚なクリームの相性が抜群な一品。バゲット付きなのでカニみそクリームを余すことなく味わえる一品です。十勝のボーンフリーファームでのびのび育った牛を使った「牛トロフレーク丼」も絶品です。無添加調味料のみ使用したタレと牛トロフレークの相性は抜群。牛トロフレークとあつあつのご飯を口の中に運ぶと、牛トロフレークの脂が溶けて広がります。シロクマ食堂の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちらポロピナイ食堂(支笏湖)札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):40分ポロピナイ食堂では、支笏湖の名産であるチップ(ヒメマス)料理を堪能することができます。チップ(ヒメマス)は淡水魚になった鮭の仲間で、少しあっさりとした鮭のような味がします。1枚目の写真はスペシャルセット(2,300円)。ヒメマスの塩焼き、フライ、刺身を食べられる豪勢なセットです。2枚目の写真はチップフライカレー(1,600円)です。ポロピナイ食堂の目の前には支笏湖が広がっており、釣りやペダルボートなどで遊ぶこともできます。ポロピナイ食堂の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちらしらかば茶屋(美唄)札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半国道12号沿いにあるしらかば茶屋では美唄のB級グルメであるとりめしを食べられます。特におすすめなのはとりめしオムライスで、とろとろフワフワなオムレツと出汁が効いた炊き込みごはん風味のとりめしがよく合います。塩ラーメンととりめしのセットもおすすめで、塩ラーメンのスープととりめしの相性が抜群です。弁当の販売も行っており、買いに来ている人が何組かいました。しらかば茶屋の見どころや周辺の観光、車でのアクセスはこちら札幌から1時間のおすすめ夜景スポット天狗山(小樽)札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半天狗山は小樽市街地の近くにある山で、標高532メートルの高さにある展望台から小樽の街並みと石狩湾の湾曲した海岸線を一望できます。天狗山展望台から見える夜景は函館市の函館山と札幌市の藻岩山と並んで北海道三大夜景に選ばれており、北海道屈指の夜景スポットと言えるでしょう。特に、夕景から夜景に移る時間帯(マジックアワー)は幻想的な景色を見られます。天狗山の見どころや周辺の観光、車でのアクセスはこちら小樽運河札幌中心部からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半小樽観光の定番スポットと言ったら小樽運河は外せません。かつて北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽港の運搬作業を支えてきた小樽運河。緩やかにカーブしている運河の風景が人気のスポットで、石造りの倉庫とガス灯が並ぶノスタルジックな風景が広がっています。日没後はガス灯によるライトアップもされており、昼間とはまた違った幻想的な風景を楽しむこともできます。小樽のメインストリートである堺町通り(かま栄の辺り)から小樽運河まで歩いて10分程なので寄ってみるのをおすすめします!小樽運河の見どころや周辺の観光、車でのアクセスはこちら札幌から1時間のおすすめ温泉スポットホテル鹿の湯(定山渓)札幌からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半ホテル鹿の湯は北海道三大温泉郷の定山渓にある温泉宿で、野生の鹿が傷を癒しに浸かっていたことが由来の名湯です。もちろん日帰り入浴もできます。歴史ある名湯ですが、特に魅力的なのは2022年12月に新たにオープンした「サウナ鹿の蒸」です。「サウナ鹿の蒸」は天然水オートロウリュ付きのフィンランドサウナになっており、中に入ると檜の香りがしてリラックスできます。水風呂は豊平川源流の沢水のかけ流しで、14〜16℃の癒やし水と7〜9℃の痺れ水の2種類があります。水風呂の後は内風呂と露天風呂に3脚ずつあるインフィニティチェアで寝そべりながらの外気浴ができます。サウナマットやサウナ室前のシャワーも用意されており、サウナを楽しむための設備が整っています。ホテル鹿の湯の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちら豊平峡温泉(定山渓)札幌からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):1時間半豊平峡温泉は豊かな自然が魅力の温泉で、露天風呂に浸かりながら自然の景色も楽しめます。豊平峡温泉は加水・加温をしていない源泉100%かけ流しので温泉で、温度が高い夏場は水車で散らすことで温度を調整しているそうです。少し白く濁っているのが特徴の温泉で、肌がすべすべになることから「美肌の湯」と呼ばれています。古めの施設なのでサウナ等の施設はないですが、秘湯のような雰囲気を感じることができるのでおすすめです。また、この豊平峡温泉で食べられるインドカレーも有名なので入浴のついでに食べていくことをおすすめします。豊平峡温泉の見どころや周辺の観光、車でのアクセスはこちら丸駒温泉旅館(支笏湖)札幌からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):40分丸駒温泉旅館は支笏湖の湖畔にある温泉宿です。支笏湖の湖底が見えるほど近くにあり、支笏湖の南側にある風不死岳 (ふっぷしだけ)が湖面に映る美しい景色を眺めながら温泉に浸かることができます。以下の写真は大浴場近くの休憩処からの景色です(奥に見えるのが風不死岳)。内風呂には低温湯・中温湯・高温湯の3つの浴槽があり、自分の好みにあった温度の温泉を楽しめます。温泉は白く濁ったとろみのある泉質。露天風呂は特に成分が濃いのか、浴槽の底が温泉の成分で滑りやすくなっていました。丸駒温泉旅館の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちらユンニの湯(由仁町)札幌からの所要時間(車):1時間新千歳空港からの所要時間(車):40分ユンニの湯の特徴は褐色がかったコーヒー色の温泉「モール泉」です。十勝川温泉で有名なモール泉ですが札幌近郊にもいくつかモール泉の温泉があり、ユンニの湯はその一つです。モール泉に浸かると肌がツルツルになるため「美人の湯」とも呼ばれており北海道遺産にも選ばれています。外観は山の中にあるロッジのような雰囲気の建物で、秋には紅葉も見られます。ユンニの湯の見どころや周辺の観光スポット、車でのアクセスはこちらメープルロッジ(岩見沢)札幌からの所要時間(車):1時間半新千歳空港からの所要時間(車):1時間半メープルロッジの魅力は本格的なフィンランドサウナと豊かな自然です。露天スペースにあるフィンランドサウナは少し低めの80℃でじっくり温まることができ、セルフロウリュもできます。露天水風呂に入った後の外気浴は自然に包まれたような気分に。温泉だけでなく、レストランで地産地消にこだわった食事を楽しんだり、グランピングや果樹園などの施設で自然を満喫することもできます。軒先には小動物のための餌が置いてあり、運が良ければエゾリス等の動物を間近で見られます。メープルロッジの見どころや車でのアクセスはこちら各エリアのドライブコースこの記事では小樽、定山渓、支笏湖、美唄、由仁町のおすすめエリアを紹介しました。各エリアの見どころや、休憩含めた所要時間等の実際のルートも載せたドライブコース記事も紹介します。この記事で紹介しきれなかった各エリアの魅力的なスポットはまだまだあるので、ドライブの計画にぜひ役立ててください。小樽のドライブコース小樽は、石狩湾(日本海)に面した札幌から車で1時間程の距離にある港町です。小樽運河や堺町通りなどレトロな街並みが魅力の港町ですが、東西南が山に囲まれている自然豊かな街でもあります。南にある天狗山から小樽の街を一望することができ、夜になると港町の光が煌めく美しい夜景が広がります。海と夜景を満喫!小樽&余市ドライブコースの記事では、実際に私が回った小樽・余市の観光スポットとドライブコースをまとめています。この記事では紹介しきれなかったスポットや、ドライブに欠かせない情報も載せているので旅行計画の参考にしてみてください!定山渓のドライブコース定山渓は北海道三大温泉郷に選ばれている北海道屈指の温泉街です。札幌の中心街から車で1時間強で行けるアクセスの良さと、豊平峡ダムや定山渓ダム等の自然景観も楽しめるのが魅力です。ダム&温泉で自然を満喫!定山渓日帰りドライブコースの記事では、実際に私が回った定山渓の観光スポットとドライブコースをまとめています。日帰り温泉はもちろんのこと、定山渓の豊かな自然を満喫できるスポットからグルメスポットまで紹介しています。各スポット周辺の駐車場や休憩含めた実際の所要時間など、ドライブに欠かせない情報も載せているので旅行計画の参考にしてみてください!支笏湖のドライブコース支笏湖は千歳市にある日本最北の不凍湖。支笏湖は日本屈指の透明度を誇る湖で雄大な自然の景色やカヌーやダイビングなどのアクティビティも楽しめます。また、周りを火山に囲まれているので温泉も豊富。札幌中心街から車で1時間程の好アクセスで自然の恩恵を満喫することができます。札幌から1時間!支笏湖日帰りドライブコースの記事では、実際に私が回った支笏湖の観光スポットとドライブコースを紹介しています。この記事では紹介しきれなかった北海道3大秘湖と称されるオコタンペ湖や水中遊覧船からヒメマス料理まで支笏湖の自然を満喫できる支笏湖温泉等の観光スポット、休憩含めた実際の所要時間等のドライブに欠かせない情報も載せているので旅行計画の参考にしてみてください!日本一長い直線道路(美唄・奈井江・砂川・滝川)のドライブコース札幌と旭川を結ぶ国道12号の途中、美唄から滝川の区間は日本一長い直線道路として有名で、なんと29.2kmも直線区間が続きます。田園風景が広がる直線道路は車で走りやすく、道路沿いにはグルメや買い物を楽しめるスポットもあるのでドライブにうってつけの場所です。札幌から日帰りで走破!日本一長い直線道路ドライブコースの記事では、実際に私が回った日本一長い直線道路沿いの観光スポットとドライブコースを紹介しています。日本一長い直線道路の終着点である滝川の街を一望できる絶景スポットから美唄のB級グルメに温泉まで紹介しています。各スポット周辺の駐車場や休憩含めた実際の所要時間など、ドライブに欠かせない情報も載せているので旅行計画の参考にしてみてください!北海道のドライブ計画に役立つ情報道中のおすすめ休憩スポットドライブの計画を立てる際に大事なのが休憩場所です。この記事で紹介したスポットはどこも札幌から1時間で行けるので休憩なしで行くこともできますが、道の混雑により予定より時間がかかることもあるでしょう。休憩場所を把握しておくと、そのような時に役立ちます。札幌から小樽:高速道路で行く場合は札幌~小樽間に金山PAがあります。札幌から定山渓:道中のほとんどが市街地なのでコンビニが多くあります。札幌から支笏湖:支笏湖へ続く峠道の始点に常盤パーキングがあります。札幌から美唄:国道12号をずっと通るのでコンビニが多くあります。季節ごとのドライブの注意点北海道は降雪量が多いため冬の運転には注意が必要です。特に日本海側や山の方は降雪量が多いです。この記事で紹介している場所はどこも雪が多い地域なので気をつけましょう。地域によっては早ければ11月に積雪や路面凍結があり、長ければ4月まで雪が残ります。北海道の11月から4月は冬季であると認識しておくと良いでしょう。国道や高速道路といった幹線道路はロードヒーティングである程度雪が解けるようになっています。冬の北海道で運転する際は、極力大きな道路を通るルートを選ぶのがおすすめです。山道や狭い道は雪かきが全くされておらず通行できない場合があるので避けるようにしましょう。また、峠道を始めとした一部の道は冬季(11月~4月)に通行止めとなることがあるので事前に調べておきましょう。例えば、この記事で紹介した天狗山展望台へと続く天狗山観光線は冬季(11月~4月)に通行止めとなります。※冬季も麓からロープウェイに乗れば山頂に行けます。一方で、夏は梅雨がほとんどないこともあり、晴れの日が多く快適に運転できます。また、雪で道が狭くなることを前提に道路が作られているため道幅が広くなっており、他の地域と比べて運転がしやすいのが特徴です。その分ついついスピードを出しすぎてしまうことがあるので気をつけましょう。北海道の格安レンタカーの比較と予約北海道旅行にはレンタカーが必要不可欠です。たびらいでは大手レンタカーを比較して予約できるので安くレンタカーを利用できます。以下のリンクから北海道のレンタカープランの検索と予約ができるので、北海道へ行く際にぜひ使ってみてください。新千歳空港周辺出発のレンタカープラン一覧を見てみるまとめ以上、札幌から1時間のおすすめドライブスポットでした。海や山の雄大な自然、その自然を感じられる絶景スポット、自然の恵みを受けたグルメや温泉。北海道にはたくさんの魅力がありますので、ぜひ気になる場所を見つけて実際に足を運んでみてください!以下の記事ではこの記事では紹介しきれなかった登別や洞爺湖、積丹といった人気エリアのスポットも紹介しています。車で1時間半~2時間程かかるスポットもありますが、どこも日帰りで十分満喫できるのでドライブ計画の参考にしてください。日帰りで行ける札幌近郊のドライブコース11選