【札幌→稚内】海岸線を走るオロロンライン絶景ドライブ

【札幌→稚内】海岸線を走るオロロンライン絶景ドライブ

この記事の要点

  • 札幌〜稚内は300km以上、休憩や食事を含めて約11時間のロングドライブ
  • 海岸線を北上するルートのスポットとタイムスケジュールを紹介
  • 北海道らしいスケールの景色を走って味わいたい人向け

オロロンラインは、札幌から稚内まで日本海沿いを走る北海道屈指のロングドライブコースです。一直線に続く海岸線を北上するルートは開放感があり、北海道らしいスケールの景色を体感できます。

一方で、札幌から稚内までの距離は300km以上。一般道中心のルートとなるため、移動時間も長くなります。

この記事では、札幌から稚内までオロロンラインを通って走った場合、どのような距離感・時間配分・立ち寄り方になるのかを、実際の行程をもとに整理して紹介します。

オロロンラインの絶景ポイントを網羅的に知りたい方は、【道民が選ぶ】オロロンライン絶景ポイントおすすめ8選の記事も読んでみてください。

【道民が選ぶ】オロロンライン絶景ポイントおすすめ8選 ~日本海沿いを走る絶景ドライブ~日本海沿いを走るオロロンラインの絶景ポイント8選を道民が紹介。一直線の海岸線、日本海の夕日、利尻富士の眺めなど、札幌から稚内まで300km超のルートで優先して立ち寄りたい場所と温泉・グルメをまとめました。

オロロンライン絶景ドライブコースのルートとタイムスケジュール

オロロンライン沿いのおすすめスポットとオロロンラインの終点であるノシャップ岬でちょうど夕焼けが見られるタイムスケジュールのモデルコースを紹介します。

オロロンラインとは

オロロンラインとは小樽から稚内を日本海の海岸沿いに走る320kmの距離もあるルートです。主に国道231号線や232号線を北上するルートとなっており、絶景ポイントやグルメスポットがいくつもあります。

オロロンラインの地図

オロロンライン絶景ドライブコースのルートマップ

この記事では朝に札幌市を出発し、夕方18時過ぎにオロロンラインの終着点であるノシャップ岬に到着できるように、札幌から留萌までは高速道路を使うルートを紹介します。札幌発の日帰りで、石狩~留萌のオロロンラインを満喫できるドライブコースは札幌から日帰りで行くオロロンラインの旅【留萌・増毛・石狩】の記事で紹介していますので、こちらも合わせて読んでみてください。

北海道の海を満喫!札幌から日帰りで行くオロロンラインの旅【留萌・増毛・石狩】札幌から日帰りで行くオロロンライン(留萌・増毛・石狩)のドライブコースを道民が紹介。日本海に沈む夕日の絶景、海鮮グルメ、海を眺められる温泉など、北海道の海を満喫できるスポットをまとめました。

オロロンライン絶景ドライブコースのタイムスケジュール

札幌から稚内までの距離は300km以上あり、休憩や食事を含めると約11時間に及ぶ長旅になりますが、オロロンラインは運転もしやすく、海の幸や海岸線沿いの景色を楽しむこともできるのでドライブにはおすすめです。

オロロンライン沿いには道の駅が点在しており、トイレ休憩や短時間の休憩には困りません。以下のタイムスケジュールでは、1~2時間を目途に休憩できるスポットに立ち寄れるようにしています。

オロロンライン絶景ドライブコース モデルコース

オロロンライン絶景ドライブコースのスポット紹介

道の駅るもい

道の駅るもいでは、留萌の名産として有名な数の子やにしんのお土産を買うことができます。その中でもおすすめなのがにしんの甘露煮。そのままおかずにするのも良し、にしんそばにしても美味しいです。

海産物だけでなく「固すぎるプリン」も有名です。固すぎるプリンは自販機で販売されており、500円と少々値段が高いですがスフレのようなふわふわとしたプリンとしては独特な食感を楽しめます。

道の駅るもい 固すぎるプリン自販機
道の駅るもい 固すぎるプリン

道の駅おびら鰊番屋

道の駅おびら鰊番屋

道の駅おびら鰊番屋がある小平町は鰊漁で栄えた町で、日本最北端の国指定重要文化財である旧花田家番屋があります。また、道の駅おびら鰊番屋では鰊料理も味わえます。鰊御殿にちなんだ「にしんそば」や「にしん親子丼」、専用の皿「三平皿」に盛られて出てくる郷土料理、「にしんの三平汁」が人気です。写真は、にしんそば(1,000円)。出汁でほろほろになった鰊の身と蕎麦がよく合う一品です。

道の駅おびら鰊番屋のにしんそば
道の駅 おびら鰊番屋|重要文化財の番屋と鰊料理鰊漁で栄えた小平町の「道の駅 おびら鰊番屋」を道民が紹介。国指定重要文化財の旧花田家番屋を見学でき、にしんそばやにしん親子丼、郷土料理の三平汁が味わえます。営業時間、定休日、駐車場つき。

オロロン鳥モニュメント

オロロン鳥モニュメント

オロロン鳥モニュメントは高さ7.5mを誇る巨大なオブジェです。羽幌町の北側と南側に設置されており、北側の方には4~5台ほどの駐車スペースがあるため、気軽に訪れることができます。このモニュメントは、オロロンラインの名前の由来となった「オロロン鳥」を模しています。オロロン鳥(ウミガラス)は絶滅危惧種に指定されており、現在では日本国内で羽幌町の天売島でのみ繁殖が確認されています。この海鳥はカモメに近い種で、その特徴的な鳴き声が「オロロン」と聞こえることから、この名がつけられました。

車を停めることができる北側のオロロン鳥モニュメントへのアクセスルートは以下の記事から確認できます。

オロロン鳥モニュメント|オロロンラインの名の由来になった海鳥の像羽幌町にある高さ7.5mのオロロン鳥モニュメントを道民が紹介。オロロンラインの名前の由来になった、天売島で繁殖する絶滅危惧種オロロン鳥(ウミガラス)がモチーフです。駐車スペース、周辺スポットつき。

道の駅えんべつ富士見

道の駅えんべつ富士見

道の駅えんべつ富士見はオロロンライン沿いの北寄りの遠別町にある道の駅です。その名の通り富士が見えるのが魅力で、高台にある展望台からは天気が良ければ利尻富士が見えます。

道の駅内のレストランでは、地元で獲れた魚介類を使った海鮮丼や、季節の料理を楽しむことができます。特に、遠別産のホタテは甘みが強く、多くの来訪者に人気です。

道の駅 えんべつ富士見|利尻富士を望む展望台と遠別の海鮮オロロンライン沿いの「道の駅 えんべつ富士見」を道民が紹介。展望台からは天気が良ければ利尻富士が見え、レストランでは遠別産のホタテなど地元の海鮮を味わえます。営業時間、駐車場、周辺スポットつき。

サロベツ原野駐車公園(オトンルイ風力発電所)

サロベツ原野駐車公園 オトンルイ風力発電機

サロベツ原野駐車公園では28基の風力発電機が道路沿いに立ち並ぶオトンルイ風力発電所を間近で見ることができます。多数の風力発電機が集まる場所だけあって風は強く、28基もの巨大な風車が回転する光景は圧倒的な迫力があります。

サロベツ原野駐車場(オトンルイ風力発電所)|28基の風車が並ぶ絶景オロロンライン沿いのサロベツ原野駐車場を道民が紹介。28基の風力発電機が道路沿いに並ぶオトンルイ風力発電所を間近に見られ、晴れた日は海の向こうに利尻島・礼文島も望めます。駐車場と周辺スポットつき。

サロベツ湿原センター

サロベツ湿原センターの景色

サロベツ湿原センターは、北海道北部に位置する日本最大の高層湿原であるサロベツ湿原にある施設です。サロベツ湿原センターの最大の魅力は、湿原の中に伸びる全長1kmの木道。この木道を歩けば、湿原に生息する多様な植物や動物たちの生態を間近で観察することができます。私が行ったのは夏で緑豊かな湿原が広がっていましたが、秋には紅葉が見られたりと季節によって景色が変わります。四季を通じて訪れる度に異なる風景を楽しめるのが魅力と言えるでしょう。

サロベツ湿原センター|日本最大の高層湿原を木道で歩く日本最大の高層湿原、サロベツ湿原にあるサロベツ湿原センターを道民が紹介。全長1kmの木道を歩いて湿原の植物や生き物を間近で観察でき、季節によって景色も変わります。営業時間、休館日、駐車場、周辺スポットつき。

夕来展望所

夕来展望所

北海道の日本海沿いを走る「オロロンライン」。その中でも、最も利尻島に近い場所として知られるのが「夕来(ゆうくる)」です。この夕来展望所は、利尻島を一望できる絶景ポイントとして、オロロンラインを旅するドライバーたちの名所となっています。北を向けば、左手に広がる日本海と利尻・礼文の雄大な島影、右手には広大な湿原が広がり、人工物がほとんど見られない自然の大パノラマが目の前に広がります。

夕来展望所|利尻島・礼文島をいちばん近くに望む展望所オロロンラインで利尻島にいちばん近い場所、稚内の夕来展望所を道民が紹介。小さな駐車スペースから、日本海に浮かぶ利尻島と礼文島のシルエットを眺められる隠れた名所です。駐車場と周辺スポットつき。

海鮮炉端うろこ亭

海鮮炉端うろこ亭で食べられるミズダコのしゃぶしゃぶ

海鮮炉端うろこ亭は稚内港の目の前にある海鮮料理屋です。海鮮メニューが豊富な店ですが、特におすすめなのが稚内名物のたこしゃぶ。稚内のミズダコは、その名の通りみずみずしくプリプリで美味しく、薄くスライスされてるのでたこ刺しのようにうまく噛み切れないということもありません。火を通しすぎず、出汁にさっと通して食べると身が柔らかく美味しく食べられます。

海鮮炉端 うろこ亭|稚内名物たこしゃぶとホッキフライ稚内港の目の前にある「海鮮炉端 うろこ亭」を道民が紹介。海鮮メニューが豊富で、特におすすめは稚内名物のたこしゃぶ定食とホッキフライです。メニューの値段、営業時間、駐車場、オロロンラインの周辺スポットつき。

ノシャップ岬

ノシャップ岬

ノシャップ岬はオロロンラインの終点、稚内の北西部にある岬です。ノシャップ岬からは利尻島と礼文島、サハリンの島影を一望でき、そして何より地平線に沈む美しい夕焼けが見られます。以下の記事で月ごとの日の入り時刻を確認できるので、夕陽が見られる時間帯にぜひ行ってみてください。北に突き出た岬ということもあり、8月でも冷たい風が吹き荒れるので羽織る物を用意するなど服装には気をつけてください。

ノシャップ岬|利尻・礼文を望み地平線に沈む夕日オロロンラインの終点、稚内のノシャップ岬を道民が紹介。利尻島・礼文島・サハリンの島影を一望でき、地平線に沈む夕焼けが絶景です。日の入り時刻の目安、夏でも冷たい風への服装の注意、駐車場、周辺スポットつき。

ホテルめぐま

夕暮れのホテルめぐまの外観(稚内)

ホテルめぐまは日本最北端の稚内にあるホテルです。町中から少し外れた場所にあるので周りは静かで落ち着いた雰囲気の場所です。ホテルめぐまの一番の魅力は温泉とサウナ。内風呂には炭酸水素塩泉の「稚内温泉声問の湯」と、めぐまオリジナルの「薬湯めぐまの湯」。露天には、かまくら風呂の「雪あかりの湯」があります。稚内温泉声問の湯は透明でサラサラとした泉質。さっぱりとした湯上がりです。フィンランドの老舗サウナメーカーを採用したサウナもあり、セルフロウリュもできます。

食事はホタテの刺し身や利尻昆布といった稚内の海鮮を味わえ、部屋からは稚内の海とノシャップ岬が見えたりと、温泉とサウナ以外にも魅力が多いおすすめのホテルです。以下のリンクからホテルめぐまの宿泊プランの確認と予約ができるので、稚内に行く際にはぜひ泊まってください。

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こちらからホテルめぐまの宿泊プランの確認や予約ができます(楽天トラベルへ遷移)

ホテルめぐま|稚内温泉とかまくら風露天・サウナを日帰りで日本最北端の稚内にある「ホテルめぐま」を道民が紹介。炭酸水素塩泉の稚内温泉、オリジナルの薬湯、かまくら風の露天風呂とサウナが魅力で、日帰り入浴もできます。入浴料、駐車場、周辺スポットをまとめました。

稚内のおすすめスポット

稚内で一泊した後に訪れるおすすめのスポットも紹介します。

宗谷岬

宗谷岬

宗谷岬は、北海道の最北端に位置する絶景ポイントです。日本本土の最北端という地理的な特徴だけでなく、その雄大な自然景観が魅力の場所です。宗谷岬からは、広大なオホーツク海を一望でき、晴れた日には遠くサハリンの島影を見ることができます。日本とロシアの距離の近さを実感できる貴重な場所です(写真はあいにくの天気でサハリンは見えていません)。

宗谷岬|日本最北端の地の碑とサハリンを望む岬日本本土の最北端、稚内の宗谷岬を道民が紹介。オホーツク海を一望でき、晴れた日はサハリンの島影も見えます。記念撮影の定番「日本最北端の地の碑」や周辺のモニュメント、駐車場、オロロンラインの周辺スポットつき。

白い道

白い道

稚内の宗谷丘陵に広がる「白い道」は、北海道ならではの特別な風景を楽しめる絶景ポイントす。宗谷岬の南に位置し、約3kmにわたって続くこの道は、稚内の名産であるホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた、他では見ることができない真っ白な一本道となっています。

この「白い道」の最大の魅力は、周囲に広がる緑豊かな丘陵と、遠くに見える青い海との見事なコントラストです。真っ白な道が緑の丘を切り裂くように続き、その先には広大な海が広がる光景は、どこか神秘的で、まるで別世界に迷い込んだかのような感覚にさせてくれます。

白い道は車で通ることができますがスタート地点が分かりづらいので、稚内観光情報サイトに書かれているアクセス方法を事前に確認しておきましょう。

白い道|ホタテの貝殻を敷き詰めた宗谷丘陵の一本道稚内・宗谷丘陵の「白い道」を道民が紹介。ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた約3kmの真っ白な一本道で、緑の丘と青い海とのコントラストが絶景です。駐車場がない点の注意と停め方、宗谷岬など周辺スポットつき。

オロロンラインへのアクセスと基本情報

交通手段と所要時間

おすすめの交通手段は自家用車、もしくはレンタカーです。一部区間にバス路線はありますが、途中で寄り道をしながら旅をすることを考えると公共交通機関より車の方が便利です。レンタカーを借りるなら「たびらい」がおすすめ。たびらいでは出発地点を選ぶと、その周辺で利用できる大手レンタカーを比較して予約できるので、便利でお得にレンタカーを利用できます。以下のリンクから北海道のレンタカープランの検索と予約ができるので、北海道へ行く際にぜひ使ってみてください。

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オロロンラインをドライブする際の注意点

オロロンラインをドライブするなら夏季(5月~10月)が運転もしやすくておすすめです。「冬でも走れるか不安...」と感じる方も多いと思います。冬季(11月~4月)も天気が良い日は問題ないですが、海が近くて遮蔽物もないので風がかなり強く、雪が降るとホワイトアウトになる恐れがあります。特に道道106号稚内天塩線は巨大な風力発電所が建てられているだけあって、天気が良い日でも風はかなり強く、雪が降ったら高確率でホワイトアウトになります。冬に行く場合は天候・路面状況を十分に確認してください。

また「服装はどうすればいい?」と迷う方もいると思います。オロロンラインは海沿いなので風が強く、稚内のあたりまで行くと8月でも気温が20℃を下回ることがあります。私が稚内に行ったのは8月でしたが、ノシャップ岬や宗谷岬は風が強くカーディガン1枚だけではかなり寒かったです。真夏であっても秋物のアウターの準備をおすすめします。寒さが苦手な方は冬物のアウターを用意しても良いかもしれません。

まとめ

以上、オロロンライン絶景ドライブコースでした。オロロンラインは景色も良く、運転していて気持ち良いのでぜひドライブしてみてください!

オロロンラインには他にもおすすめのスポットがたくさんあります。【道民が選ぶ】オロロンライン絶景ポイントおすすめ8選の記事では、この記事では紹介しきれなかったスポットも含めたオロロンラインの絶景ポイントと途中で立ち寄れるグルメスポットや温泉を紹介しています。オロロンラインの魅力をもっと知りたい方はぜひ読んでみてください。

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この記事を書いた人:ちゃぽろ

2023年に関東から札幌へ移住。休日にレンタカーで札幌から日帰りで回った場所を、実際の所要時間や駐車場の情報と一緒に紹介しています。